エピソード2: 大切なのは語学力より運?! 留学中の家探し 〜スペイン・マドリードー〜 | 特派員は見た!

寒くなりましたね。日本のお風呂が恋しいミドリです。

約半年の留学生活のうち、前半はホームステイ、後半は現地でアパートを探すと決めていたのですが、帰国までの2か月はシェアハウスに住むことになりました。家探しの方法は色々ありますが、今回は私が経験したマドリードでの家探しについてお話ししようと思います。


シェアハウスは2~3人で住んでいる家から10人以上の大所帯まで様々。個室の寝室があり、キッチン、バス・トイレは共同。調理器具や家具がそろっていて、身一つで引っ越しできるのが特徴です。もちろんスペインでも一人でアパートを借りることはできますが、学生・仕事をしていない人が借りるのは難しく、家賃も高いです。一方シェアハウスであれば光熱費等込みで300~500ユーロくらいでマドリードのど真ん中に住むことができます。


物件探しで有名なサービスのひとつに、idealista(イデアリスタ)があります。

idealistaは不動産屋や家のオーナーが物件情報を掲載しているサイトです。家の写真や詳細を見て、オーナーに連絡をしていきます。スペイン語に自信がなかったので、はじめはサイトのメッセージ機能やWhatsAppで連絡をしていましたが、ほとんど返信がありませんでした。仕方がないので電話をすることに。


「部屋空いていますか?」

「もう貸しちゃったよ」「長期の人に貸したいから無理」


そんなやりとりを幾度となく繰り返し…最終的には50軒くらいの家にコンタクトを取りましたが、内見できると返事があったのは2軒だけでした。


そのうちの1軒は、オーナーいわく「僕のママが絵のアトリエとして使っていて、時々そこで食事をしているよ」とのこと…。住みたいエリアではありましたが、断念しました。もう1軒は感じの良い女性のオーナーの家で、住人は彼女を入れて3人。家に入った瞬間良い香りがし、部屋やキッチンも清潔で、落ち着いたインテリアが素敵でした。翌月から住むことに決めました。


そもそも物件が少ない時期であったこと(9、10月は学生の新学期が始まっているため)と入居期間の短さのため、内見に至るまでは大変でしたが、1軒見に行っただけで決められたのはとてもラッキーでした。


初めてのシェアハウス暮らし、どんな生活になるのか今から楽しみです。

シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部

シブヤ大学は「まちはキャンパス」をコンセプトに、街のいろいろな場所で、あらゆるテーマの授業を行ってきました。2015年1月にスタートしたシブヤ大学の公認サークル「週末アジア旅倶楽部」は、日本を含めた世界の国々を大学のキャンパスに見立てて、旅好きのメンバーが「旅」や「世界各国の文化(アジア以外も!)」をテーマにした様々なイベントを自分達で企画・開催しながら、旅人感覚のライフスタイル楽しんでいます!