旅人による"旅"の場づくり。~旅の本屋のまど店長・川田さんの場合~ | 旅bar

シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部のメンバーがゲストをご招待して、毎回「旅」に関するテーマを設けながら、参加者と一緒にトークを楽しむアットホームな企画「旅bar」。9月は「旅の本屋のまど」の店長・川田正和さんをゲストとしてお迎えしました!



今回のテーマは「旅人による"旅"の場づくり」。



東京・西荻窪にある「旅の本屋のまど」は、旅をテーマに、ガイドブックだけでなく、幅広いジャンルの新刊・古本を取りそろえている町の本屋さん。店長の川田さん自身も旅が大好きで、これまでに約40か国を訪れ、忙しくなった今でも、年に1~2回は海外旅行をしています。


新刊も扱う旅の本屋は、日本ではここだけ。そんなユニークでレアな書店を、川田さんはどうしてつくったのでしょうか? 今回は、川田さんが旅の本屋という場所に込めた想いや場づくりの工夫など中心に楽しいトークが繰り広げられました。

「旅人の場作り」に興味があった川田さん。もともとはゲストハウスをやりたかったそうです。出版業界や書店での経験があったこともあり、前のオーナーから本屋を引き継ぐことになりました。そんな「旅の本屋のまど」もオープンから今年で10周年を迎えたとのことで、今回の旅barにはシブヤ大学やアジ旅からの参加者だけでなく、「旅の本屋のまど」や川田さんのファンの方も多く来場されました。


毎週の様にイベントを開催している「旅の本屋のまど」ですが、川田さん自身がトークするのは今回が初めてなんだそうです。そんな10年という一つの区切りを迎えた川田さんの貴重なお話を聞きに、なんと40名以上の方が金曜日の夜に西荻窪に集まりました!


今回はアジ旅で初めて「本屋さん」を舞台にイベントを開催させて頂けることになりましたが、こんな記念となるタイミングで川田さんをゲストにお迎えできたのは本当に嬉しかったです。



イベント終了後は、そのまま川田さんご夫妻と参加者の交流会へと突入。トークイベントでは聞けなかった面白いお話を終電近くまで楽しむことができました。近年、状況が厳しい書店業界ですが、この素敵な本屋さんが15年、20年と街の景色に残っていったら素晴らしいなと心から思いました。


旅人のみなさん、ぜひこの素敵な本屋さんをよろしくお願いします!

川田さん、今回は本当にありがとうございました!


シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部

シブヤ大学は「まちはキャンパス」をコンセプトに、街のいろいろな場所で、あらゆるテーマの授業を行ってきました。2015年1月にスタートしたシブヤ大学の公認サークル「週末アジア旅倶楽部」は、日本を含めた世界の国々を大学のキャンパスに見立てて、旅好きのメンバーが「旅」や「世界各国の文化(アジア以外も!)」をテーマにした様々なイベントを自分達で企画・開催しながら、旅人感覚のライフスタイル楽しんでいます!