エピソード2: 新たな門出の祝い方 ~インドネシア・ブキティンギ〜 | 特派員は見た!

皆さんこんにちは。テルです。

私は国際交流基金の日本語パートナーズとしてインドネシア・ブキティンギの高校で日本語の授業のアシスタントをしています。3月までの滞在予定で、帰国へのカウントダウンが始まった今、もっと日本の文化を伝えたい。もっとインドネシアのことを知りたい。という気持ちが増えています。


今回はインドネシアの結婚式についてお伝えします。

日本では結婚式のおよばれというと数ヶ月前に案内が来て、予定を空けておいて、何を着て行こうか?と楽しみに待ちますよね。

インドネシアのおよばれは突然やってきます。だいたい1週間前です。(前日ということもあります!)


私の住んでいるブキティンギは西スマトラ(ミナンカバウ)に位置しています。結婚式もミナンカバウスタイルです。

披露宴は1日中です。招待客は自分が行ける時間に行きます。会場に着くとたくさんの看板に目を奪われます。新郎新婦をお祝いする職場や友人、家族からの贈り物です。(記事トップの画像です)


看板を眺めた後は会場に入り、まず受付です。名前を書きます。

そして、ご祝儀をポストのような箱に入れます。

日本のような豪華なご祝儀袋ではなく、ポチ袋や、紙で包んである時もあります(笑)


受付が済んだらまずは、腹ごしらえ!!

ビュッフェスタイルで、食べたいものを盛ります。(ちなみに大体辛いです)

席に着いてご飯を食べながら歓談。


様子を見て、新郎新婦との記念撮影へ!


新郎新婦の衣装はミナンカバウの伝統的な服です。とても豪華できれいですよね。新婦がかぶっている冠は昔はとても重かったそうですが、今は軽量化されているようです。そして、飾り付けがとても豪華!!

会場ではプロによる生演奏や生歌、時には親族のカラオケが流れており、終始賑やかな雰囲気です。


写真撮影の後は、あっさりと(?)帰ります。

日本のような大体的な式ではなく、ふらーっと気軽にお祝いできるインドネシアの結婚式もいいですよね。

以上、インドネシアの結婚式でした~

シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部

シブヤ大学は「まちはキャンパス」をコンセプトに、街のいろいろな場所で、あらゆるテーマの授業を行ってきました。2015年1月にスタートしたシブヤ大学の公認サークル「週末アジア旅倶楽部」は、日本を含めた世界の国々を大学のキャンパスに見立てて、旅好きのメンバーが「旅」や「世界各国の文化(アジア以外も!)」をテーマにした様々なイベントを自分達で企画・開催しながら、旅人感覚のライフスタイル楽しんでいます!