エピソード3: イスラム教の日常 ~インドネシア・ブキティンギ〜 | 特派員は見た!

皆さんこんにちは。テルです。

私は国際交流基金の日本語パートナーズとしてインドネシア・ブキティンギの高校で日本語の授業のアシスタントをしています。


気付けば帰国間近となりました。早い!!


今日は私が感じたイスラム教の日常について書きたいと思います。

インドネシアに来てまず驚いたことは、 「先生、宗教はなんですか?」と生徒たちに当たり前に聞かれることです。 インドネシアでは、国民は国が認めた宗教(以下6つ:イスラム教、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー教、仏教、儒教)の一つを信仰しなければなりません。 そして、インドネシアはイスラム教徒の数が世界最大の国です。(人口自体が多いです!2億5千万人、世界第四位です) 国民の90%がイスラム教、次いでキリスト教、ヒンドゥー教です。


日本にいる時の私のイスラム教のイメージは

「ハラール(イスラム教で許されたもの。具体的には豚肉やアルコールを使っていないなど。)」

「ジルバブ(イスラム教徒の女性が頭につけるもの)」

「断食」くらいでした。

前述のとおりイスラム教徒の多いインドネシアに住んでいると、毎日イスラム文化に触れることができます。


突然ですが、皆さんは朝、どんな音で目を覚ましますか??

目覚まし時計?母親の料理の音?車の音?鳥のさえずり?でしょうか。


私はアザーンと共に起きます(朝5時!!)。アザーンとは、モスク(イスラム教の礼拝堂)からお祈りの時間を伝える呼びかけです。具体的には、ムアッジンという呼びかけ役の男性の朗誦なのですが、そのアザーンの旋律が実に味があり神秘的なのです。 アザーンは朝5時だけでなく、1日5回のお祈りの時に流れます。イスラム教の人がお祈りを忘れないように、モスクは町の至るところにあります。スピーカーの調子が悪くて、アザーンが小さかったり聞こえないこともしばしば(笑)キラキラ(だいたい)の精神のインドネシアらしいです。


次にジルバブです。

女性が髪を隠す為にかぶるものですが、その布をジルバブ、頭に巻いた状態をヒジャーブというそうです。 ヘアアレンジが出来なかったり、ピアスが出来なかったり(正確にはピアスは出来るけど、ジルバブで隠れてしまう)と思いますよね。 しかし、ジルバブのなんとおしゃれなこと!!!模様も素敵ですし、いろんなジルバブの巻き方がありますし、ジルバブを留めるブローチも、大きいネックレスもトータルコーディネートが素敵なのです!


私もジルバブをつけてみましたが、みんなから「きれい~~」をいただきました。(皆のほうがもっともっときれいです(笑))

学校で浴衣体験をする前に、先生方に「ジルバブを合わせたいから、浴衣の色を事前に教えて!」と言われたこともあります。


次にお祈りです。

1日の授業の始まりと終わりには長めのお祈りをします。 毎授業の始まりと終わりには短いお祈りをします。

授業が終われば、先生にsalam(挨拶のこと)をします。salamは目上の人の右手を、生徒の頬やおでこに手をあてて相手への敬意を示します。 普段うるさい子や、怖そうに見える子も(笑)みんな手をとって挨拶をしてくれます。なんと神聖な挨拶なんだろう。と感じます。 日本ではお辞儀が該当するのかもしれないですね。


アザーンの音色も、カラフルなジルバブも、salamも日本に帰ったら恋しくなるんだろうな~と思います。 それまで堪能しよう!と思った、私が感じたイスラム教の日常でした。

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