エピソード1: もう食べた? ~インドネシア・ブキティンギ〜 | 特派員は見た!

こんにちは。インドネシア特派員のテルです。

ビザ発給の遅れにより出発が遅れていましたが、無事インドネシアに着き1ヶ月が経とうとしています。


私は日本語パートナーズとして、インドネシア スマトラ島西スマトラ州ブキティンギの高校に派遣されています。高校の日本語クラスの授業でアシスタントとして、日本のファンを増やす活動をしています。


エピソード1はブキティンギの高校の職員室からお届けします。


インドネシアの先生はとても元気です。(もちろん生徒達はそれ以上に元気で明るいです。) 女性の先生方が多いため、職員室はいつも先生方の笑顔と元気な声で溢れています。

職員室に座っているといつも「sudah makan?(もう食べた?)」と聞かれます。朝学校に着いた瞬間、トイレに行く時、ぼーっとしてる時。ご飯を食べている時でさえも言われます(笑)

インドネシアの人にとっては、日本でいう「今日はいい天気ですね」という決まり文句と同じなのです。

先生方に「sudah!(食べました)」と言っても、たくさん食べ物を持ってきてくれます。


「ピサンゴレン(バナナを揚げたお菓子)好きって言ってたでしょ?」

「クタンゴレン(ピサンゴレンともち米がセットになった甘いお菓子)は食べた?」

「サテ(焼き鳥のようなもの)は食べた?」

「パパイヤは?」

「お昼は何食べる?」・・・


ちなみに写真はカンティン(食堂)のお昼ご飯の一例です。揚げ焼きした卵焼きとテンペをおかずにご飯と混ぜながら手で食べます。先生方はこれに大量の唐辛子を混ぜて食べています(苦笑)


というわけで、いつも何かを食べています。全部美味しいので、食欲が止まりません(笑)

ですが、美味しいものを「美味しい!!!」と食べると私だけでなく、周りの先生も笑顔になります。

お腹がすいてイライラするより、美味しいものを食べて幸せな気分でいるから、インドネシアのほんわかした雰囲気が出来てるんだなぁ。と感じた職員室でした。

皆さん、sudah makan?

シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部

シブヤ大学は「まちはキャンパス」をコンセプトに、街のいろいろな場所で、あらゆるテーマの授業を行ってきました。2015年1月にスタートしたシブヤ大学の公認サークル「週末アジア旅倶楽部」は、日本を含めた世界の国々を大学のキャンパスに見立てて、旅好きのメンバーが「旅」や「世界各国の文化(アジア以外も!)」をテーマにした様々なイベントを自分達で企画・開催しながら、旅人感覚のライフスタイル楽しんでいます!